口の健康を守る専門家!歯科衛生士の役割や仕事内容、目指し方とは

口の健康を守る専門家!歯科衛生士の役割や仕事内容、目指し方とは

80歳になっても20本以上自分の歯を保とう、という運動があるように歯は人間が生活を行う上でとても大事なものです。
しかし、虫歯や歯周病などの病気にかかりやすいものでもあり、放っておくと痛くなったり、抜けたりすることがあります。そうならないためには、毎日きちんと歯を磨いたり、定期的に歯医者さんに行ったりすることが大切です。
今回は、歯医者で活躍している歯科衛生士の役割や仕事内容、目指し方についてご紹介します。歯科衛生士に興味がある方や、医療分野に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

歯科衛生士の役割

歯科衛生士は、歯科医師と一緒に働く専門家です。歯科衛生士の役割は、病気を前もって防ぐ「予防」と健康を保つ「保健」です。歯科衛生士は、歯の病気を予防し口の中の健康を保つことで、患者の健康をサポートする目的があります。
また、患者とコミュニケーションを図り、不安なことや悩みに寄り添うことも大切な役割です。

歯科衛生士の仕事内容

では、具体的にどんな仕事をするのでしょうか?歯科衛生士の仕事内容は大きく分けて3つあります。

予防処置の実施

予防処置とは、歯の病気を防ぐために行う処置です。例えば、虫歯や歯周病の原因となる歯石の除去や虫歯を予防する効果のあるフッ素化合物の塗布、歯周病を予防するための歯磨き指導などがあります。
そのほかにも、食事や生活習慣指導などを通して歯の健康指導も行います。

保健指導

保健指導とは、口の中の健康を保つために行う指導です。例えば、歯科医師が行う虫歯や歯周病の治療の説明、口腔ケア用品の使い方などの保健指導、歯科医師の治療をサポートする診療補助、高齢者や障がい者などに対して口腔機能訓練行うなどがあげられます。
歯科衛生士は治療だけでなく、患者さんが健康に過ごせるように外からサポートする役割も担っているのです。

歯科衛生士を目指す方法

歯科衛生士の資格を取得するためには、高校卒業後に2年以上の専門学校や大学で学ぶ必要があります。専門学校の例としては、歯科衛生士を目指せる「首都医校」があります。この学校では、歯科衛生士になるために経験豊富なプロが徹底指導してくれたり、多職種とのチーム歯科医療を経験できたりします。

まとめ

今回は、歯科衛生士の役割や仕事内容、目指し方について説明しました。歯科衛生士の仕事は、予防処置の実施や保健指導だけでなく、患者の口腔状態の評価や口腔ケアのアドバイス、歯科医師の診療補助など多岐にわたります。また、口腔衛生の分野から、人々の健康をサポートできるとても魅力的な仕事です。
この記事を読んで興味が出てきた方や、目指したいと思った方は身近な学校のオープンキャンパスなどに足を運んでみてください。

グッドポーズをしている歯科系医療従事者