寝ても寝ても眠い…これって不眠症でしょうか?

夜、床についてもなかなか寝つけない。十分な睡眠をとったはずなのに寝た気がしない。それが一日や二日程度であれば問題はありませんが、何日も続くようなら不眠症かもしれません。

不眠の症状は まずはじめに、眠りにつくまでに時間がかかること。それによって苦痛を感じたり、眠りについたあとも夜中に何度も目が覚めてしまうことがあげられます。その他には、寝た時間にかかわらず朝早く目が覚めたり、最初に述べたように睡眠時間は足りているのに、眠ったという感じが全くせず逆に疲労感を感じてしまうことがあります。

このような症状の原因となるのは、喘息やリウマチ、アレルギー性皮膚疾患等、身体的疾患による痛みやかゆみだったり、温度や湿度、騒音といった睡眠に適さない環境によって眠れなくなる生理学的要因、ストレスなど心因的なもの、うつのような精神疾患やカフェイン、抗がん剤その他薬物によって引き起こされる不眠と大きくわけて五つほどになります。

これらのすべてがすぐさま不眠に繋がるというわけではありませんが、眠れない日が何日も続き、それによって心身に何らかの影響が出るようであれば、専門の医師に相談し結果によっては治療を受ける方が良いでしょう。