昔から子供の身長を伸ばすためにはよくカルシウムを多めに摂取するようにすれば良いなどと言われますが、本来はカルシウムに限らずそれ以外にもあらゆる栄養成分が必要です。
それは代謝を高めて細胞を活性化させるのが目的で、体内の細胞が活性化すれば骨の細胞もどんどん生まれ変わりますから頑丈な骨が育ち、筋肉が形成されて背も伸びます。
また、細胞を活性化させるには代謝の力が必要なのですが、この代謝機能は睡眠時にも働きます。
寝ている時は肉体自体は休んでいますが、身体の中ではその日の疲れをとるための活動が脈々と行われており、この活動が代謝の力に大きく影響します。
起きている時には交感神経が、寝ている時には副交感神経が働き、体内の余分な老廃物を外に向けて流したりします。
朝起きたら便が出たり尿が多めに出るのはこの為で、寝ている間に用意された老廃物を流しています。
ですから眠る事と背を伸ばすという部分には深い関係性があり、切り離せない問題です。
しっかり眠る事は背を伸ばす事に限らず、日中に食べたものを栄養として吸収させたり、疲れを癒して活力を与えたりと様々なメリットがあります。
規則正しくしっかりと眠る事はとても大切です。